隠しゃしないから、見たい人は見るならみろ。
なんでこの件を扱おうと思うと口が悪くなるのかね?
たぶん、ココロのどっかで教えたくないというのがあるのかもね。
さて、KDPの件である。
しっかし、前にKDP絡みの記事を書いたのがもう2年も前とはな。
早いものです。【前回の記事】
今回申し上げるのは、「無料キャンペーン」について。
これは結論として、やるとよいと思う。
そもそも何で無料キャンペーンに手を出したのか。
そこから話をしよう。
分かんない人は、おいてくよ。
私の場合、アマゾンに本を出していることすら忘れていたほどだった。
全然売れないし。売れても煙草代ぐらいだし。
そもそも煙草はやめたから、もはや何の足しにもならないし。
ある時、KDP出版していたハウツー本の分野について、個人的にちょっとノウハウがたまってきたので、元版に追記しようと思った。
で、書き足すんなら売ってる本も更新してみようという気になった。
そこで、久しぶりにKDPのアカウントページをひらいてみると
……まあ見事に売れてない。
売上を示す赤い折れ線グラフが折れていない。
下をずっと這っている。これじゃ這い線グラフじゃねえか。
ちなみに……とにかく追記をして自己満足を果たし、折角だからちゅうことで、お値段据え置きの増補版をリリースすることに。
売れないなら外せばという人、いるだろうね。
でも、そうわいかんのよ。
「本を出している」ということ自体が、パーソナルな価値を上げてくれる局面を、すでに十分利用しているのでね。
KDPは私にとって、広告媒体の一つです。
いろいろ設定をするにあたり、久しぶりにKDPのページを逍遥していたら、「無料キャンペーン」というのが出来るよということを知った。
【無料キャンペーンとは】ハウツー本をロハでまくのはどうかと思ったが、どうせほとんど売れやしないんだから、まあいいやということで、大盤振舞を決意。
KDPオーナーライブラリに入らないとできない。
1日~3日の間無料にできる。
いつもはできない。90日は空けないといけない……とかとか。
くわしくはアマゾンのページを見れ。
リリース記念と称して3日間無料大放出。
さあて、どんなもんかね?
と思っていたら......
出るわ出るわ。
出数を示す緑の折れ線グラフが日々ぐんぐん伸びていく。
つっても利益はゼロ。なんだかねえ。
結局、三日で約230冊が無料ダウンロードされました。
最終日には無料版のランキングで一気に総合7位まで到達した。
証拠写真を掲出しておこう。
で、三日目の無料祭が終わった途端。
――ブチィッ Σ(゚д゚;)
と、まるでそっからちぎれたみたいに緑の折れ線グラフが下に。
他の色の線は、相変わらずの「這い線グラフ」だ。
「結局タダだから出てたんだよねと、そりゃそうだろうよ」
なぁんて思いましたよ。
それからというもの、
翌日、ゼロ。
翌々日、ゼロ。
翌々々日、ゼロ。
翌々……々日、ゼロ。
こんな感じが一週間ちょい続いたある日、アカウントページを覗くと……。
「あッ!」
売上を示す赤い線がピョコンと上に跳ねていた。
ようやく1冊ちゃんと売れた。
これは増補版リリース後、初の売上だ。
するとその日から、一冊売れ、次の日もまた一冊売れ。
KOLもちょいちょい出るようになる。
そして、そんな緩ぅい感じがしばらく続き、いまでは4日一冊程度普通に売れ、3日一件程度KOLが出る、という状況だ。
結局これはどういうことなのか。
いろいろ考えたり調べたりした結果、以下の二つが言えると思う。
- 無料の時に上位ランクすることで、それがアマゾン系アフィのアルゴリズムに乗っかって、ユーザーとの接触が増える。
- 売れるとランキングが上がるので、また売れる。
もっとも、2)は旧版をリリースした時にも同じことを感じた。1)に関してはどっかのブログに書いてあったのだが、なるほどそうだと思ったもんだ。
こういうわけで、無料キャンペーンはぜひやっておくべきだと言える。
放置していたら、一冊もでなかったことだろう。
出ても売上単価の安いKOLが、1,2冊ってとこ。
それを考えたら、大成功である。
ちなみに旧版は値引きして放置。何も起こらんかった。
近々こっちの無料をやってみようかと思っておる。
泥鰌二匹不在だろうがね。
さて、ちぃっと本が出るようになった私。
どう頑張っても万を稼ぐのはむりなことだが、欲が出ないこともない。
いや、たくさん売ろうとは思わん。
ただ、アメリカが30%源泉徴取するのが、我慢ならんくなってきたのだ。
これについては、またいずれ書こう。
IRSとのやりとりは、現在進行中なのでな。
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