2015/04/13

電子書籍をタダでバラまいたことの備忘録

備忘録程度に書き留めておいてやる。
隠しゃしないから、見たい人は見るならみろ。

なんでこの件を扱おうと思うと口が悪くなるのかね?
たぶん、ココロのどっかで教えたくないというのがあるのかもね。

さて、KDPの件である。

しっかし、前にKDP絡みの記事を書いたのがもう2年も前とはな。
早いものです。【前回の記事

今回申し上げるのは、「無料キャンペーン」について。
これは結論として、やるとよいと思う。

そもそも何で無料キャンペーンに手を出したのか。
そこから話をしよう。
分かんない人は、おいてくよ。

私の場合、アマゾンに本を出していることすら忘れていたほどだった。

全然売れないし。売れても煙草代ぐらいだし。
そもそも煙草はやめたから、もはや何の足しにもならないし。

ある時、KDP出版していたハウツー本の分野について、個人的にちょっとノウハウがたまってきたので、元版に追記しようと思った。
で、書き足すんなら売ってる本も更新してみようという気になった。

そこで、久しぶりにKDPのアカウントページをひらいてみると

……まあ見事に売れてない。

売上を示すい折れ線グラフが折れていない。
下をずっと這っている。これじゃ這い線グラフじゃねえか。
ちなみに……
売れないなら外せばという人、いるだろうね。
でも、そうわいかんのよ。
「本を出している」ということ自体が、パーソナルな価値を上げてくれる局面を、すでに十分利用しているのでね。
KDPは私にとって、広告媒体の一つです。
とにかく追記をして自己満足を果たし、折角だからちゅうことで、お値段据え置きの増補版をリリースすることに。

いろいろ設定をするにあたり、久しぶりにKDPのページを逍遥していたら、「無料キャンペーン」というのが出来るよということを知った。
無料キャンペーンとは
KDPオーナーライブラリに入らないとできない。
1日~3日の間無料にできる。
いつもはできない。90日は空けないといけない……とかとか。
くわしくはアマゾンのページを見れ。
ハウツー本をロハでまくのはどうかと思ったが、どうせほとんど売れやしないんだから、まあいいやということで、大盤振舞を決意。
リリース記念と称して3日間無料大放出

さあて、どんなもんかね?
と思っていたら......

出るわ出るわ。

出数を示すの折れ線グラフが日々ぐんぐん伸びていく。
つっても利益はゼロ。なんだかねえ。

結局、三日で約230冊が無料ダウンロードされました。
最終日には無料版のランキングで一気に総合7位まで到達した。
証拠写真を掲出しておこう。
上に壱萬円札、下にヲサム。
偉くなった気がする、俺。
――ぼかしてるけど、意味はない。

で、三日目の無料祭が終わった途端。

――ブチィッ Σ(゚д゚;)

と、まるでそっからちぎれたみたいにの折れ線グラフが下に。
他の色の線は、相変わらずの「這い線グラフ」だ。

「結局タダだから出てたんだよねと、そりゃそうだろうよ」
なぁんて思いましたよ。

それからというもの、

 翌日、ゼロ。
 翌々日、ゼロ。
 翌々々日、ゼロ。
 翌々……々日、ゼロ。

こんな感じが一週間ちょい続いたある日、アカウントページを覗くと……。

「あッ!」

売上を示すい線がピョコンと上に跳ねていた。
ようやく1冊ちゃんと売れた。
これは増補版リリース後、初の売上だ。

するとその日から、一冊売れ、次の日もまた一冊売れ。
KOLもちょいちょい出るようになる。
そして、そんな緩ぅい感じがしばらく続き、いまでは4日一冊程度普通に売れ、3日一件程度KOLが出る、という状況だ。

結局これはどういうことなのか。
いろいろ考えたり調べたりした結果、以下の二つが言えると思う。

  1. 無料の時に上位ランクすることで、それがアマゾン系アフィのアルゴリズムに乗っかって、ユーザーとの接触が増える。
  2. 売れるとランキングが上がるので、また売れる。

もっとも、2)は旧版をリリースした時にも同じことを感じた。1)に関してはどっかのブログに書いてあったのだが、なるほどそうだと思ったもんだ。

こういうわけで、無料キャンペーンはぜひやっておくべきだと言える。

放置していたら、一冊もでなかったことだろう。
出ても売上単価の安いKOLが、1,2冊ってとこ。

それを考えたら、大成功である。

ちなみに旧版は値引きして放置。何も起こらんかった。
近々こっちの無料をやってみようかと思っておる。
泥鰌二匹不在だろうがね。


さて、ちぃっと本が出るようになった私。
どう頑張っても万を稼ぐのはむりなことだが、欲が出ないこともない。

いや、たくさん売ろうとは思わん。

ただ、アメリカが30%源泉徴取するのが、我慢ならんくなってきたのだ。

これについては、またいずれ書こう。
IRSとのやりとりは、現在進行中なのでな。

 

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